ポーしょ~ん2006/03/21 19:31

 最近発売されたFFXIIとサントリーのコラボレーションドリンク「ポーション」。お店でなかなか見つけることができず、飲む機会を逸しているうちにあちこちで評判を目にして飲む気がなくなっています。知らないうちだからこそできる、っていうのがあるんだなぁ…(´・ω・`)  話は変わって、ねとらじ実験テスト放送。一応成功しました。まだまだ課題はありますが体制が整ったら本放送を開始したいと思います。  ファイルは…今回の話とは関係なく。LSメンたちと一緒にフェ・インへ言ったときの写真。ク・ビアの闘技場入口手前の扉に埋もれるの図。いや意味は無いんですが、本当。

たまには近所のチンチン電車に乗ってブラブラと。2006/03/21 23:21

天王寺駅前にて
さて今回は趣向を変えて、現在私が通勤の足として利用している路面電車の話を。

私が住んでいる大阪にも路面電車が走っている地域があります。阪堺電気軌道の阪堺線(えびす町~浜寺駅前)と上町線(天王寺駅前~住吉公園)です。住吉~あびこ道間は上町線の電車も乗り入れします。この2つの路線を、昭和ひとケタ年度に製造された戦前生まれの半鋼製車(外装は鉄板ですが、内装をよく見ると木製の板や窓枠にペンキを塗っている様がはっきりとわかる(!)貴重な車両です)から、行先表示板のLEDが眩しい新型車まで、新旧交えて5種類の車両が行き交っております。さらに、新型車の中には戦前に造られた車両の部品を再利用している車両もあったりします。

さてこの阪堺電軌ですが、上町線のほうは日中6分間隔の運転で利用客もそこそこ多いのですが、阪堺線の方は12分間隔で日中は乗客もまばら。上町線の黒字を阪堺線の赤字が食いつぶしている、と言われています。このため、阪堺線のうち堺市内の線区を廃止するという話が持ち上がっています。地元では廃止反対運動が盛んに行われていますが…大阪では貴重な路面電車だけに、行く末が気になります。

最近では上方の落語家さんが多数出演する番組でよく阪堺電軌が取材に採り上げられています。落語家の中にも鉄道マニアがいるということで、2人の落語家がある特番でクローズアップされていました。1人は電車に乗るのが大好きな「乗り鉄」で、もう1人は列車の写真を撮影するのが大好きな「撮り鉄」の方。住吉公園駅でのロケで喜んでいる姿は一見同じように見えても、実は興奮しているポイントがそれぞれ違う(!)そんなわけでお互い鉄道のコトを語っても話が噛み合わなかった、というオチでした。他人の目から見れば同じように見えても、熱を入れている要素が違うと解りあえない。マニアの世界ではこういうことって少なくないんです…ね(苦笑)

写真は601形。平成8年から製造された新型車ですが、足回りに昭和4年製の121形車両の部品を再利用した車体更新車です。車体、台車、モーターは新造されたものでカルダン駆動の軽快な乗り心地ですが、運転台の機器などに戦前生まれの旧型車の面影を残しています。