スキー企画と私2007/01/11 21:57

少し遅くなりましたが、毎年恒例山梨スキーツアーに行ってきました。

今回で10回目(たぶん)になる長寿企画ですが、いつものメンバーに
新しいメンバーが少し加わって、滑って転んで滑って滑って焼肉食べて
玉転がして(ボーリング)大喜利で笑って滑って(爆)酒飲んでぶっ倒れて~(笑)
ほんと、遊び満載で今年も楽しかったです。

そして、楽しさの中に本当に大切なものを今回、感じました。
今から10年前の自分を振り返ってみると…

当時のオレは、某雑誌の読者投稿コーナーと、立ち上げたばかりの
会報という場所を利用して、事あるごとに人に近づき、ただただ
仲間を増やそうとしていました。それは己の内面にある空虚さを
満たしたいがためだった、まだそれを自覚していなかったのですが…

普段の自分が社会においてとても無力で空虚で。だからこそ
オフの自分はここにいて、ここに欠かせない人だと認められたい。
他人に必要とされたい。当たり前のようにそう考えて、何の疑問も
持っていませんでした。

自分が楽しいことが人にとっても楽しいはずだと思い込み、
ひとりぼっちになりたくない、孤独に対する恐怖がそれを
掻き立てていた。それを自覚することもできませんでした。
そうして、人との衝突を繰り返していました。
中には決定的な非難を浴びたこともあり、それが何故なのか、
当時のオレは理解できませんでした。
「オレ、イイことしてんのに、なんでこうなるねん!」って。

今、近年の交友関係の変化が、心境の変化も及ぼしています。

他人の意志を無視して、相手と繋がることを強烈に求めながら、
自分の欲のままに動くことが善であることを証明したくて躍起に
なっていたあの頃。あのときの自分は本当に間違っていた。

昨年には、トラブルの根っこにあのときの自分と同じものがあると
感じる出来事を客観的に見る機会もあって、それが自分の確信を
より深めることにも繋がりました。

それでも時には他人の声が気になることもあるけれど、結局それは
なるようになるし、なるようにしかならない。だから、気にしても
仕方ないんじゃあないかって、今なら思えます。
自分は自分、人は人。どちらも、他の何者でもない。良いも、悪いも、
幸せも、不幸も、最後はみんな自分の心が決めているのですから。

今年、いつもの時期にいつもの仲間が集まって、思い切り遊んで
楽しんで。いつものことが、とても嬉しく感じられました。
他人に自分を求めず、自分が素直になることで初めて本当の喜びを
感じることができるんですね。

こんなに楽しい思いをさせてくださって、本当に感謝してます。
ありがとう。