まじめな話2006/06/17 00:32

リハビリ治療をされている方に切実な問題として
関わってくる法律に関する署名運動について。
ヴァナ芸人の間で話題になっているので、
こちらでも書かせていただきました。

URL→http://craseed.net/
署名URL→https://ss1.xrea.com/craseed.s196.xrea.com/syomei/

もしこの法律がこのまま通ってしまう世の中になってしまったら…
事故や病気で後遺症が残ったらもうおしまい、です。
一定期間を過ぎるとそれを治す為の治療が受けられなくなり、
一生不自由な体のまま過ごしていくことになる、また
障害の進行を食い止める術も無いままただ黙って見ている
ことしかできなくなる…そんな世の中が当たり前になって
しまうのは果たしてどうなのかなぁ、と感じます。

もちろんこの法律が出来た背景もあることはわかります
治療とは傷病の状態を改善することを指す、そのために
保険診療があるのであって治らない患者の身体機能を
維持する、悪化させないために国家予算たる医療費を
何年も使い続けることはそうでない人と比べて税金の
使い道に偏りが生じる…という考え方に則れば、
厚生労働省の指摘や趣旨もわからなくはありません。
しかし、患者の傷病を改善することだけが治療で
悪化させないためだけの行為は治療ではない、と
ひとくくりに出来るでしょうか。リハビリを打ち切ると
症状が悪化して、復帰できたかもしれない人が
寝たきりになって結局健康保険のお世話に
ならざるを得なくなる=結局後で国の税金などを
使う羽目になる、という指摘もあります。

国の財政や改革を考えると、どんな問題もあちらが立てば
こちらが立たず、良いとこ取りなんてできません。
だがしかし、現にヴァナ関係の知人にリハビリ治療を
長期間受けている方がいます。その人の身になって考えると、
人事ではないと思い、微力ながら署名に協力致しました。

6月24日までオンライン署名を受け付けているとのことですので
まずはホームページをご覧になって、同意していただける
方だけで結構ですのでご協力をお願いします。

P.S
税負担の増加を極力抑える代わりに福祉を次々切捨てていく国と、
もしものときに手厚い福祉を受けられるかわりに健康で稼いでる間は
税金をたんまり持っていかれる国、どちらに住むかを選べるとしたら
どっちがいいと思いますか?参考までに。

コメント

_ 吉本るみね ― 2006/06/17 00:53

トラックバックがうまくいかないよー
(Response is not a valid XML、というエラーが出ます)

情報源はhttp://arshu.jugem.jp/?eid=365です。

_ 妙島浩文 ― 2006/06/22 20:16

こんばんは、妙島浩文です。
これはひどいですよね。
だれでも、後遺症に合う可能性があることを前提にしてしまうと、
リハビリ一定期間で打ち切りっていうのは納得できないですよね。
早速署名してきました。

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